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めし帳

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2010年 07月 19日

ウサギ肉の赤ワイン煮込み

ラパンというとフレンチの定番だが 私は一度も食べた事が無かった 
愛玩動物という事もあって コースメニューに組み込まれる事は少なく 
アラカルトも置いている大きな店で食べる機会も無いので なかなか
食べる機会に恵まれる事が無かった・・・が 通販サイトで偶然発見
ウサギ肉の赤ワイン煮込み_c0095925_14201478.jpg

食べた事が無いものにことさら興味が湧く性分なので 即購入
買ってはみたものの 下処理がいるほど強い食材なのか 下処理が
いらぬほど淡白でクセの無い食材なのか どちらか分からない
美味しい関係というコミックでは 確か煮込みにしていた気もするが 
コミックの中でウザキの煮込みを「こんな生命力の強い皿は
一日に三皿も出まい」などと言っていた クセが強かったらどうしよう
ウサギ肉の赤ワイン煮込み_c0095925_14254344.jpg

とりあえずクセがあっても包み込める調理法として やはりここは
ワイン煮が良いだろうと判断し 調理開始 今回の調理法は
“特選男の台所”の豚スペアリブの赤ワイン煮 というレシピを参考に
させて頂き 更に自分流のアレンジを加えたモノ オイルをひいた
フライパンで まずは軽く下味をつけた肉を焼く 見た目は鶏肉のようで
脂肪も臭みもあまりない この時点で味見してみると うさぎの肉は
淡白で柔らかく クセの無い美味しい食材と判明
ウサギ肉の赤ワイン煮込み_c0095925_14303574.jpg

肉を焼いている間に 別鍋で煮汁の用意 煮汁には赤ワイン・醤油・塩胡椒・
あればベイリーフ一枚・固形フォンドボー一個・種抜きプルーン六個~八個を
入れて調味 焼き目をつけた肉を入れホイルを乗せたら あとは肉が染まる
までじっくりと煮ていく 煮る時間は使う肉の量によって加減する事 あまり
煮過ぎると崩れてしまうので あくまで形を保たせたまま 味をつけていく
ウサギ肉の赤ワイン煮込み_c0095925_14341325.jpg

煮上がったら 肉を取り出して鍋の煮汁を煮詰める トロミがつきにくい場合は
コーンスターチや小麦粉などを加え粘度を出す 煮詰まったらお皿に盛った
肉にソースとして掛けて 野菜を飾れば出来上がり

プルーンと赤ワインの相性がとても良く 甘くコクのあるソースが淡白な肉に
更に良く合い 極上の味に仕上がった♪うさぎの肉はやはり見た目同様に
味も鶏肉に似ている あっさり軽い味 その肉にソースがバッチリ合った
この調理法で 是非とも他の肉も食べてみたい 同じくクセの無い鶏類も
美味しいだろうし ラムや鴨などの匂いのある肉にも良さそう それから
鹿の肉でもきっと美味しい 今度はジビエが出回る時期に作ろうカナ
ウサギ肉の赤ワイン煮込み_c0095925_1440629.jpg
  

by rim27 | 2010-07-19 14:41 | フランス料理(?


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