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めし帳

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2011年 04月 30日

メヒコのカニピラフ

私と夫はメヒコというレストランが大好き。メニューは主にカニを中心と
したシーフードで お値段はファミレスよりは少しだけ高い設定。
でも自分で材料を買って調理するより安くつくし 手軽に魚介を美味しく
食べられて 店にはフラミンゴも居たり と楽しいお店なのだ。だがメヒコは
関東東北を中心に店舗を構えるレストランであり 全国展開はしていない。
そしていわき市店などは震災の影響を受け しばし休んでもいたそうな。
(現在の状態は公式HPに掲載)車で一時間以上掛かるが 一番近い店舗でも
どうやら営業再開しているらしいので 行きたい気持ちはあるものの・・・
私達には足を運ぶ時間が与えられない。夫は休日無しの朝6時~夜12時勤務で
今二人で行ける外食は 深夜営業店舗か24時間営業店舗のみ。本当はたまには
美味しいものを食べて鋭気を養って欲しいのだが。そこでメヒコは通販もして
いるので ネットで購入しようと思いつきページを見てみると こちらも震災
の影響で材料の調達が一定にならないという理由で 販売は休止していた。

食べたかったなぁ カニピラフとウニピラフ。。。
ここのピラフは 生ウニが嫌いな夫も美味しいと言って食べる好物。
カニピラフも凄く美味しく レストランに行くと店で頼む他にお土産
に折詰も買う。店に行く時間は無し通販も無しとなって ふと思いつく。
作ってみたろうかしら・・・と。
メヒコのカニピラフ_c0095925_1933075.jpg

天下の本式ピラフの原材料を ちょいと失敬して拝見し 市販品で
入手可能なものを揃えてみた。中にはグルタミン酸のみなどの
一般人には入手の難しい添加物もあるので それらは省く事に。
うるち米も今回は家に置いてある普通の白米で代用。でもって

米・ピーマン・白ワイン・バター・粉末こんぶ茶・砂糖・しょうゆ・
塩胡椒・旨味調味料・カニほぐし身缶詰 を用意。

自分なりに記憶を辿って 味と色味を思い出し分量を予想。
バターは割と多め カニエキスパウダーはほぐし身缶詰の汁で補い
砂糖は隠し味程度に しょうゆも強い色を付けない隠し味として使う。
こんぶ粉末も同様に隠し味とし 米はモチモチ感を出す為少し硬めに。

と踏んでみた。あと ピラフは本来生米を炒めながら味付けするもの
だけど 味を均一に付けるには炊飯器で炊き上げた方が具合が良いので
後者の方法でやってみた。洗ったお米は白ワインやカニ汁等の水分が
入る事を考慮し いつもの水加減より少なく設定。そこにピーマン
以外の上記の材料を加え スイッチオン。ピーマンは初めから一緒
に入れると香りが強く付き過ぎる気がしたので レンジ加熱し仕上げの
飾りに使う事に。さて炊きあがりは・・・
メヒコのカニピラフ_c0095925_19133798.jpg

大変カニの存在が寂しい見た目(笑 うーん 本家はもっとカニ身が
ガッソリ入ってるんだよね。でも今回足肉が手に入らなかったので
致し方なし。でも色合いはけっこう近いゾ。

そして肝心の味はというと・・・

ダメじゃ 近いようで遠い。ワインの香りが強すぎる。少し入れすぎた。
バターの風味は近いものの こんぶ粉末も少し多すぎたかもなぁ。
本家の美味しさに近づこうとしても 素人にはとても無理と実感。
でも普通に家で作る“カニピラフ”と思えば これはこれでアリな味。
カニの汁がお米に吸われて けっこう美味しいのだ。
メヒコのカニピラフ_c0095925_19171347.jpg

ピーマンを飾ると 見た目も一層近くなる。本日はコレとリーフレタス
とピーマンの残りでサラダ 玉子スープで夕ご飯。これも悪くないが
早くレストランに足を運び 本家の美味しいピラフが食べたいもんだ。
メヒコのカニピラフ_c0095925_19191254.jpg


by rim27 | 2011-04-30 19:22 | マンガ・TV等再現料理


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