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めし帳

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2013年 01月 15日

呪いの観覧車。

以前から 車で一時間ほどのミニ遊園地の観覧車に乗りに行こうとすると 必ず天気が悪く
なるのだが・・・。昨日もそう。昨日に至っては雨どころではなく 大雪である。うちの一家と
この観覧車とは とことん相性が良くないらしい(笑 ただ着いたばかりの頃は雨&やや雪
くらいのものだったので ここで引き返してもナンだし 天気が悪い日は割引にもなるし
乗っちゃおうかと夫と話し合った。前にも書いたが 夫の休みは今日しか無かった。そして
この先もいつが休みが分からない以上 しょっちゅう来られない。

ただ本当を言うと 私にとって観覧車ってのは 世界で一番怖い絶叫マシンである。だって
高所恐怖症の人間にとって 一定時間とんでもなく高い場所に居させられるってのは 遊具
ではなくただの拷問である。よくデートに観覧車に乗っているカップルがいるが よく彼氏の
前で可愛い顔して乗っていられると感心する。私は視線は下に向けられず 手は片方は
手すり もう片方は膝にグーで置き これも一㍉たりとも動かせない。うなじには汗。そして
息はハウッフ などとおかしな呼吸法になってしまう(笑 でも・・・赤子の気分転換になるの
であれば お母さんは我慢しよう。そう思いチケットを買って乗ってみた。
呪いの観覧車。_c0095925_17344074.jpg

この時点ですでに 窓の外は真っ白。でもそれでかえって恐怖心が和らいだ。ばっちり見える
快晴よりも 天気が悪い方が景色の見え方がフガフガするのでイイ。しかも雪景色の日の
観覧車って なかなか乗れないからレアだ。でもやっぱり少し怖いので キャッキャする
赤子は夫に任せ 私は一人背筋を伸ばし脚を開き気味に座りサムライみたいなナリでじっと
地上が来るのを待った。着くともうすでに地上は吹雪。早く帰らないとと思いつつ フードコート
を通ると美味しそうなものがたくさんあるので ついついここにも寄ってしまった。
呪いの観覧車。_c0095925_16314329.jpg

あったかいもの&手早く食べられるものって事で この日の昼はうどんに決定。というか
私が夫の意見を聞く前に勝手に決定。どうしてもスダチの乗ったおろしうどんが美味し
そうだったもので。私はおろしうどん(温)にカニカマ天のせ。夫はかま玉うどんのさつま
いも天のせ。さつまいもは揚げたて。赤子には鮭おにぎり。

その後はキッズコーナーの乗り物でも遊んだし 併設のスーパーで買い物もした。でも
まだ時間は二時前。夕方になる前には帰れるので 帰宅後はまだ見てないJINの録画
でも見たりして 家でゆっくり過ごそうか。なんて話しながら車に戻ると シャレんならん
雪模様になってた。レベルで言うと 雪女が宿頼みに来たり じいさんが地蔵に笠かぶ
してやるレベルの吹雪だ。帰り道が心配になったが 一時間前後の道なのでせいぜい
倍の時間を見越して慎重に帰れば問題あるまいと思った。結果

一時間の道が 四時間半かかった。

最初の二時間寝ていた赤子もいい加減起きた。はじめは前の方で絶対事故が起きて
事故渋滞が発生しているのだと思っていたが あまりに車が停まったきりなので 夫が
首をかしげだした。事故だとしても 処理がある程度進めば少しは流れるものだ。でももう
30分も止まって進まない なんだこれ との事。まさかここまで時間がかかるとは思って
いなかった。便所も行けないし身動きも出来ないし 脇道も無いので八方ふさがりだ。
して その四時間後に渋滞の理由が判明した。道がゆるい坂になっている場所があり
そこで大型トラックが滑って真横になってしまい 道をふさいでいたのだ。この一台が
邪魔で他は細く空いた僅かな空間を通過する他なくなっていた。しかも他の車もどんどん
タイヤをとられてハマってしまい 立ち往生していた。ようはそこで車がもうグダグダに
なっていたのだ(笑 うちの車もハマッたが そのトラックの兄さんが後ろから押してくれた
お蔭で抜け出せた。でももう一か所家の前に坂があるので またハマる事がないように
今度はスタンドで灯油を買うついでにチェーンをつけさせてほしいと頼み そこでチェーン
を装着してから帰宅する事に。夫は手がまっ黒 髪も服も雪でびしゃびしゃになった。
なんて日だ!!と 思わず脳裏にバイきんぐのネタが浮かぶ(笑 やっぱりアノ観覧車に
は乗ろうと思わない方がいいのかも知れない。

by rim27 | 2013-01-15 17:01 | 市販お菓子・その他色々


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