祖母が亡くなってちょうど一年 本日は一周忌の為に実家に
私たち夫婦と姉と甥っ子(姉の旦那さんは仕事)で集まった
祖母の眠っている場所は 茨城県のとある山の上
季節は三月だが まだ山の景色は冬の模様 花も紅葉も無く
寒々しいけれど これはこれで風情があって好き
木の葉は枯れ寂しい風景ではあるものの その中にピンクがチラリ
山の梅の花はもう盛りらしく そこだけ綺麗に色づいていた
家から霊園までは車で高速を使っても二時間半程ある
途中一回コンビニに寄ってトイレ休憩 その時ミニカーのついた
BOSSの新発売商品が目に止まったので 購入
ミニカーは同行していた甥っ子にプレゼントし 私はコーヒーを賞味
この“大人の流儀” 砂糖もゼロなら脂肪分もゼロ
なのにコーヒーのクッキリした味の中に ミルクの風味も甘みも
しっかりとあって 非常に美味しくて気に入ってしまった
カロリーゼロというコトではないものの カロリー自体もとても低い
大人のオヤツといった感じで ちょっと甘いモノが欲しい時に気軽に飲める
その後はまたしばし車を飛ばし 祖母の眠る霊園に到着
併設の会館で読経してもらった後 お墓に行ってみんなで挨拶
甥っ子は小さい手で桶の水を汲み ひいおばあちゃんの為にお手伝い
祖母が亡くなる少し前 しきりに欲しがっては飲んでいた三ツ矢サイダーの
ペットボトルを供えて 「ばあちゃん みんなで会いに来たよ」と声を掛けた
亡くなった直後は私も姉も なんだか胸に穴が空いてしまったような
気持ちに苛まれ 引き取って一緒に暮らして十年 寝たきり状態を介護して
十年目で祖母に亡くなられた母に至っては 魂が抜けたようになってしまっていた
特に母は親は祖母しかいなかったので 寿命とはいえショックは大きく
・・・本当の事を言うと今も立ち直ってはいない
でも少しずつ時間が経過し みんなの中で祖母が亡くなったという事実に
対する整理がつけられてきたように思える
若い頃は暴れん坊のばあちゃんだったけど みんなにとって 亡くなった今も
ばあちゃんは大事なばあちゃんのまま 今度はまたもう少し温かくなったら
会いに行く予定