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めし帳

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2010年 09月 27日

安納芋のトースター焼き

生協でやっと安納芋が届き つい思わずテンションが上がってしまった。
安納芋とは種子島の名産品で 糖度がとかく高く 焼くと蜜が溢れると
言われているさつま芋の一種。コツは時間を掛けじっくりゆっくり熱を入れて
いく事だそうで 上手に焼き上げられると 糖度は40度前後にまでなるという。
しかも蜜まで溢れるっちゅうんだから 聞くだけでテンションも上がるというもの。
安納芋のトースター焼き_c0095925_22375620.jpg

で 届いたブツはコレ。一個の大きさは子供の握りこぶしくらい。もっと
大きいかと思っていたが 意外とちっちゃい。でもきっと味は素晴らしい
ものなんだろうと思い いそいそと焼く準備を整える。焼き方は 新聞紙を
水でしっかり湿らせたものを洗った芋に巻き付け さらにアルミホイルを
巻いてトースターに入れる方法。石焼芋ほど美味しくは焼けないけど
近い味になるので 我が家の芋はいつものこの調理。

早く食べたい・・・と思いながら 小さい子のようにリビングから
トースターを見つめる事35分。一旦取り出して一個割ってみると・・・
色が思っていたより薄い。そして中心部はまだ完全に焼けてないものの
周囲は焼けている模様。が その焼けている部分をちょっと食べてみても
これがそれ~~ほど甘くはなかった。でもじっくりゆっくり熱さないと
ただのサツマイモになってしまう とネットで調べた時書いていた。きっと
もっと焼けば変わるのかも と思い 再度包み直してもう10分加熱追加。
安納芋のトースター焼き_c0095925_22462429.jpg

10分前とは明らかに感触が違う。ねっとりしっとり濃いオレンジ色に変わり
いかにも美味しそう。けど 蜜は全然溢れ出なかった。この芋が
たまたまかもしれないけど 期待がデカかっただけに ちょっとサミスィ。

でも味は やっぱり甘い♪砂糖のしつこい甘さではなく すっきりと
サラッとした甘さで あっさりめのスイートポテトを食べているような感じ。
芋好きな夫も一緒に食べ 甘いと頷いていた。かくして本日の私の夕食は
この安納芋1個と相成った。小さいけどしっかりお腹に溜まる。

でもやっぱり いつぞやの石焼芋には叶わなかった。
その石焼芋は忘れもしない三年前 冬の夜に家の前を通った芋屋
さんを呼び止めて買った二本。サイズも色も普通のサツマイモ
だったが 食べてみて一瞬 言葉が止まるほど甘かったのだ。二本で
600円と言った芋屋のオヤジに「・・・ボッとるなぁ」などと支払いの時
心で毒づいてしまったが(笑 食べて納得した。一本300円でもこれなら
惜しくない。本当に洋菓子のような喉を焼く甘さで 食べ終わっても
ポワ~っと夢心地だった。未だにあの芋を超える甘さには出会えていない。

そしてそれは 最強糖度を誇る安納芋様をもってしても 超えられなかった。 

by rim27 | 2010-09-27 22:56 | 市販お菓子・その他色々


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