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めし帳

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2014年 03月 10日

夫焼きそば

昨日は夫は一日地元のアホみたいな活動をする為(笑 奴隷と化し 私と赤子はまたも
留守番。貴重な夫の車が出せる休日だというのに このお蔭で近場のレジャー施設に
遊びに行く事も重い物を買出しに行く事も 何も叶わない。いや 代々続く行事は良い
事だし いいんだけどね。中には仕事でどうしても行けなかったり 骨折して参加出来
ない人間もいるのに そういう若者まで引っ張り出そうとする 老害達の田舎ガッツ精神
は理解に苦しむのだ。ただ ある意味レアでもある。都会の企業勤めで

「よ!今日終わったら飲みに行かない?」

「あー 俺今日まだ企画書の続きならないと」

という会話はあるだろうけど 

「よ!今日終わったら飲みに行かない?」

「あー 俺今日装束着て地蔵参りに行かないと」

という会話は なかなか無いだろうから(笑

ちなみにもちろん 長男がこんな体たらくなので 長男の嫁も行事が満載。でも私は免除。
ウフ♪ いや出ないといけないのだろうけど 夫の父母が別居中で 姑が催しにもう出て
いないので その辺がうやむやになっていて なんか新婚の頃数回出たきり その後
出なくても御咎めは無い。

と そんな恨めしくも無くならない行事参加を終えるのを待ちながら 私と赤子は家にこもって
過ごす。昨日は赤子のオヤツに さつまいもとカボチャのチップスをあげてみた。台所で袋
から適量出していると 横から赤子がやってきて一枚つまんで行く。「あ!おイスに座ってから
でしょ!」と注意をするも テテテと走って行ってしまう。その時 赤子がバランスを崩しコケて
手からチップスを落としていた。すると赤子は・・・

「あ~!おとしちゃった~!だいじょーぶ~? はーい」

と 一人で矢継ぎ早に騒ぎ出し 私はつい吹いてしまう。それはまるで 吉本新喜劇の

「お入り下さいありがとう」

のようだ。自分で自分に心配し 自分に返事を返している。そしてお母さんは疲れる。赤子が
持って行ったチップスは コケた拍子にバラバラに割れて床に散乱しているから。新しいものを
テーブルに出し 掃除機を掛けてバラバラの破片を吸い 掃除機を片していると 今度は
「ママーびちゃーびちゃー」と赤子が走って来る。麦茶を盛大にこぼしておる。今度はお着替え
をさせ ついでにハンカチなどの小物と一緒に 二回目の洗濯もする。まこと赤子との暮らしは
家事が終了する暇が無い。一日中片づけをしている。

そして赤子が昼寝をする頃は 私もクタクタになってしまい またも一緒に寝てしまうのだ。
そしてね・・・毛布一枚リビングのラグの上に持って来て ワンワンのぬいぐるみを枕にして
携帯をマナーにしインターホンを切り 自宅電も手元に置いてトイレも済ませて 万全の体制
を作ってさあ眠ろう という瞬間がね もう幸せでね。一日の中で こんな時しか幸せが無い
のも悲しいが(笑 ウトウトするとたまらないわけで。

そして気付くと 日もとっぷり暮れており 毎日やんわりと後悔をする。この日は起きるとすでに
夫が帰宅しており 珍しく台所に立って何かやっていた。毛布にくるまったまま聞いてみると
今日は夫が夕飯を作ってくれるのだという。えー!珍しい!モヤシとキャベツと肉で 簡単な
焼きそばしか作れないけどいい?と聞くので もちろん!と答えた。そのうちホットプレートが
設置され そばが焼かれていく。だが
夫焼きそば_c0095925_12582295.jpg

寝起きでこんな↑顔してる所に 焼かれていく肉と油の匂いが ヘビーすぎる。もっとこう軽く
御紅茶くらいならまだしも(笑 でも夫が料理する事なんて年一回もないので ここは文句
は一切言わず 任せたい。
夫焼きそば_c0095925_12553123.jpg

やがてホットプレートの中には ラグビー部の合宿の夕飯みたいな量の焼きそばが出来
上がった。夫婦と幼児一人に対して この量である。そして何度も言うが 私は寝起きで
ある。ありがとう と礼を言って食べてみたが そうは入らない。味は美味しいけど 油の
匂いですぐにお腹いっぱいになってしまった。でも夫は 帰って来てもぐっすり寝ている嫁
を見て 自分が休日すらも居られない事を申し訳なく思い 自分も疲れているけど夕飯作り
を請け負ってくれたらしい。なので何より その気持ちが嬉しかった。

そして今日も一緒に昼寝をする予定でいた。なのに その瞬間すらも赤子は奪う。寝る時
は二人一緒に並んで寝るのだが 眠くないからとウロウロする赤子に 先に寝ころんだ
私が「ほら ココきて一緒に寝よう」と赤子に声をかけ ポンポンと自分の横を指示した。
すると赤子が スライディングしながら物凄い勢いで突っ込んできた。その瞬間ちょうど
引っ込めようとしていた私の手と 赤子の突っ込んできた顔面がモロに衝突し 

赤子 鼻血。

ちょこっとしか泣かずすぐにケロッとしたし 少量しか出なかったものの ほんっっっっっとに
何をしでかすか分からないので 神経が休まる事が無い。保冷剤で冷やすのを嫌がるので
ティッシュを軽く当てて抱っこで止血し 止まった頃にそっと寝かせたが もう自分の昼寝の
眠気はどこかに飛んだ。寝ている間 血が喉にいって窒息しないかとか 鼻の軟骨に損傷
がないかとか 心配が先で気が気じゃない。幸い今になっても異常は無いが もう本当に
なんか辛い。一秒でも目を離せないのが辛い。でも他のお母さんもそれは同じだ と思い
乗り越えてみようと思う。

でも自分目がけてボブスレーのように突っ込んできた子供が自爆し 鼻血出す事なんて
想定の範囲外だ・・・ orz

by rim27 | 2014-03-10 18:35 | 鍋物


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